給料と仕事量は必ずしも比例しない
給料は会社の人件費枠・給与テーブルによります
同じ会社の同僚や上司よりもスキル・能力が高くても、社歴や仕事量が多くても、給料が大幅に変わることがないことは以前の投稿でも説明しておりますので、詳しくはこちらを確認ください。
仕事量も同じく会社によって異なります
前述の給料と同じ理屈で、仕事量も勤める会社の仕事の仕方、内容次第となります。
医者や士業、またはとんでもなく年収が高い仕事などは激務の確率も高まりますが、世間の相場よりもちょっとだけ年収が高い仕事はそうとも限りません。
平均よりも低い年収で仕事が激務という残酷な現実があることと同じで、平均よりも年収が高くても楽な仕事もあるということです。
管理人の体験記(転職歴と年収推移)
比較表
1社目 | 2社目 | 3社目(現職) | |
仕事内容 | IT営業 | IT営業 | IT営業 |
年齢 | 23歳〜34歳 | 34歳〜38歳 | 38歳〜 |
年収 | 300万〜450万 | 500万〜580万 | 700万〜750万 |
勤続年数 | 新卒〜約11年 | 約4年 | 約6ヶ月 |
月間稼働時間 | 220時間(残70) | 220時間(残70) | 190時間(残40) |
体感ストレス | 中 | 高 | 小 |
会社年商 | 6億円〜8億円 | 4億円 | 40億円 |
従業員数 | 40人〜50人 | 20人〜30人 | 500人〜1,000人 |
役職 | 平〜課長 | 課長 | 係長 |
1社目:新卒〜11年勤務
仕事内容はIT関連の自社パッケージ製品の営業がメインです。
新卒で年収300万円ぐらいからスタートして、最終は課長職まで昇進して450万円ぐらいでした。
みなし残業代も込みの年収で、仕事量は多く、平均で21時ぐらいまで仕事をしてました。
役員からの期待とは裏腹に、上司からの軽いパワハラもあり、賛否に挟まれながら仕事をしてましたので、ストレスは中ぐらいです。
2社目:約4年勤務
仕事内容はIT関連の請負開発とSESの営業がメインです。
課長職で500万からスタートし、子会社の部長職も兼務し、580万円ぐらいでした。
残業代も込みで、仕事量が多く、平均で21時ぐらいまで仕事をしてました。
会社の業務とは別で、自身で持ち込んだ事業を並行して進めてましたので、最初の一年はほぼ休みなしで仕事をしてました。(実質の年間休日は20日ぐらいだったと思います)
この持ち込み事業が2年ぐらいまともに成果が出なかったことと、会社の業務量の多さが重なり、体感ストレスは高でした。
3社目:約6ヶ月勤務(在職中)
仕事内容はIT関連の請負開発です。
これまでより従業員数が多い会社ということもあり、係長職で700万スタートです。インセンティブや残業代の増幅で初年度は750万見込みです。
残業は1社目・2社目と比べると少なく、月間40時間あるかないかです。
仕事量はそこまで多くなく、社内の人間関係に少し気を遣うぐらいなので、体感ストレスは小です。
また、役職が係長のため責任範囲も狭く、副業をやる時間が十分にあり、余裕を持って取り組めてます。
まとめ
・仕事量は勤める会社の仕事の仕方による。
・そのため、忙しさと給料は必ずしも比例するわけではない。
・平均よりも低い年収で激務があることと同じで、年収が高くても楽な仕事もある。
「SDGs」や「DX」など、業務効率化のために様々なテクノロジーを活用できている会社は、より仕事を楽に進められる環境にあると思いますが、逆にDX化が進んでなくても思いも寄らぬ旋風を巻き起こして、事業運営が楽に進められている会社もありますので、儲かってる会社は忙しい、年収が高くなることは忙しくなることと決めつけるのではなく、エージェントへの情報収集や面接で実際に確認してみることをオススメします。
もちろん、今のような恵まれた環境がずっと続くとは思っておりませんので、副業を開始して有事に備えております。
副業についても記事を書いてますので、よろしければ、こちらも見ていってください。